私は子供を社畜にするべく、小さいころより教育してきた。
そう親子2代で瀬川一族の丁稚になることを夢みて。
素質は申し分ない、きよすけのドM性を100%引き継いでいるから。
今から働くと50年ほど社畜業が出来ることになる。
瀬川一族にとって喉から手が出るほどほしい存在になるのは間違いない。
しかし、ある学校の合格通知が自宅に届いてしまった。
子供 「お父さん、瀬川食品に入社させることを諦めてください、俺、学生生活を続けます。」
きよすけ 「いいのかそれで? 大変名誉ある社畜になれなくなるかもしれんぞ。」
子供 「社畜になるには僕は若すぎます、もう少し勉強したあとでも良いのではないでしょうか。」
きよすけ 「そうか、進学を選ぶか。」
会社にて
きよすけ 「社長、申し訳ない、子供が進学を選ぶようです。貴重な社畜候補を入社させることができなくなりました。」
社長 「え? 嘘でしょ、今なら50年間社畜業ができるのに?w」
きよすけ 「もっと瀬川一族にお仕えできる幸せを子供に伝えるべきだったと反省してます。すみません。」
社長 「入試に合格したのだから、きよすけおめでとう、よかったな・・・・でいいんだよね?w」
きよすけ 「いいんですかね?w」
ではまた、きよすけより