7月1日は函館の入札日だった。
今年も社長とのやり取りが始まるという事だ。
前日より現地にいる社長から続々と昆布の情報がメールで入ってくる! やっぱり新物の昆布は気合が入るねw
よっしゃ、入札の価格を決めるか!
・・・・あれ? 前日なのに社長から連絡がない・・・・今回は見送りか?
そして当日の朝にメールが届く・・・・「添付した価格に決めました、今回はこの価格でいきます」
嘘だろ、勝手に決めんじゃねー!俺の札を入れろや!
早速社長に電話!
きよすけ 「ああ?どういうこと? 俺の札はどうするんじゃあ?」
社長 「・・・・ああ、お前が考えている価格はたぶん高いでしょw 今回は却下でいいんじゃねえ?」
きよすけ 「うん、高いっす、でもいいじゃん必要なんだから!」
社長 「もし瀬川が高い価格で落札したら現地にいる俺が他社に殺される・・・・理解できるよね?w」
きよすけ 「社長のことは知らんがなw 札を入れさせろ!」
社長 「却下・却下・却下じゃ!!! 今回は俺の考えた価格しか入れん!」
きよすけ 「ふーん、そうですか、まあいいです。これからも入札あるしね。でもね社長、社長の考えた価格はひどすぎるでしょ、正直、入札表を提出するのが恥ずかしい・・・」
社長 「ふふふ、だよねw だから俺は提出しないよ、きよすけが提出しないさい!」
きよすけ 「・・・・・悪魔め・・・・」
という事で社長代理として提出することになった。
きよすけ 「おーじぃ、見てよこの価格・・・・ひどすぎるでしょw」
おーじぃ 「やっぱ社長だよな、相場を度外視した価格じゃんw これじゃあ200%落札できないじゃんw」
きよすけ 「だよね・・・提出する俺に身にもなってほしいわ。 せめて落札できる価格を入れてほしいわ。」
おーじぃ 「今年もお前苦労するなw あの社長のお守りは・・・w」
きよすけ 「代わってくれない?w 」
おーじぃ 「お前しか無理だろw 社長の相手をするのはw」
きよすけ 「ですよねーーーーーーーー。w とりあえず勝手に価格修正しよ、このままじゃ恥ずかしいw」
おーじぃ 「え?いいのか勝手に価格を修正してw」
きよすけ 「別にいいよ、怒られるのは俺だしw あ、すみませーん、あの価格は恥ずかしいから修正しましたーーーって言い訳するわw」
こんな会話を当日しておりました。
もちろん、お目当ての昆布は落札できていません。
ではまた、きよすけより(上記の記事は事実と異なります、勝手な妄想です。)