仕入業者が持ってきたデザイン
はあ?
株式会社 瀬川食品?
お、お前、何年うちに出入りしとるんじゃあ!!!
ネタか? ネタなのか?
マジで持ってきたのなら出入り禁止じゃあ!!!w
ではまた、きよすけより
5月の忙しさから解放され3月の時と同じように平穏な日々が過ぎていく。
3月の時とは違いメールすら激減です。
今年はちゃんと休みが取れてるし、こうして平穏な日々が送れる。
あれ?これって社員と同じじゃん。
気分爽快で工場の見回り・・・うんうん問題ない。
しかし、工場内にある拷問部屋・・・じゃなかった「ねーさんのお部屋」に暗雲が・・・
ねーさん 「きよすけ、最近お前は気分がいいだろ。」
きよすけ 「はい、平穏な日々を送っていますし、自分の仕事に集中できて良い環境ですね。」
ねーさん 「だよな、お前のご主人様のダーゲットが私になっていることを知っているか!」
きよすけ 「ああ、だから俺の周りは平穏なんですねw」
ねーさん 「なんか超イラつくんだよね、お前はいつもこんな状況で過ごしてたの?」
きよすけ 「そーだよ、しんどいでしょw まあ、案件が片付くまでその状況から抜け出せないよw」
ねーさん 「マジですか・・・」
きよすけ 「すまんけど、当分ターゲット役お願いね、もうすぐしたら昆布の入札が始まって解放されると思うからw」
ふふふ、ねーさんがターゲットにされてるとは知らんかった、これで当分きよすけには平穏な日々が続くと思われる。
だけど、ねーさんはご主人様との会話が下手だから少し心配。と言いながらきよすけに被害がなければいいんだけどねw
ではまた、きよすけより
仕事を終え、帰宅すると食卓には塩こんぶを使った酢の物があった。
社畜の嫁らしい料理である。
が、しかし!!!! よく見ると瀬川食品の塩こんぶじゃねーわ!!!
〇〇〇〇!!(関西圏のメーカー)
マジでブチ切れた、その日の夕食は意地でも食わんかったわ!
なんで瀬川食品の社畜が他社の売上に貢献せにゃあいかんのじゃ。
瀬川食品から給料をもらい、その給料で瀬川食品の商品を買う、それが社畜の務めである!!
ではまた、きよすけより
朝、きよすけの机に入札表が置かれていました。
入札日を見ると今日・・・・
もっと早くに教えてほしい。
時間が迫っているから急いで営業に昆布が必要かを聞いて回るが、みんな無反応・・・
まあ、高いから買う意欲ないよねw
社長 「きよすけ、今日はどうする?」
きよすけ 「みんな必要なしとのことです。よって入札はスルーしましょう。」
社長 「〇番の昆布は?」
きよすけ 「ああ、社長も〇番が気になりましたかw でも〇〇〇〇円すると思いますので、おやめになった方がいいと思います。」
社長 「お、感覚が鋭いな、俺もそのくらいすると思う。でも何か札入れたいw」
きよすけ 「参加することに意義があるですかw まあそういう事ならお任せします。」
社長 「あー、俺、今日は忙しい、きよすけが入札して!任せるからw」
きよすけ 「了解です。」
さて、きよすけの価格で落札できたでしょうか?w 結果は業界のみなさんなら知ってるでしょw
ではまた、きよすけより。
ある商品(シリーズもの)をリニューアルしようと計画しています。
話し合いの中で決まったことは
①種類を減らす
②素朴さをテーマにしたデザインで決してカラフルにはしないこと
などなど。
早速、仕入業者Yさんを呼びました。
きよすけ 「そろそろ、あのシリーズ物をリニューアルするぞ」
Yさん 「ようやくですか、早速デザインに取り掛かります。」
きよすけ 「その前に言いたいことがある。まず種類を減らす」
Yさん 「ダメですね。種類が減ると言うことは納品する資材が減ると言う事です。それは私の売上が減ることを意味しますので却下です。」
きよすけ 「そんなん知るか! 兎に角、種類は減らす。言う事を聞かないなら業者を代える!」
Yさん 「・・・・仕方ないですね、種類を減らすのは了解しました、じゃあデザインの色数を増やして1袋単価を上げましょう、これなら納得します。」
きよすけ 「ごめん、素朴さを求めた規格にしたいので色数は増やさない方向で。」
Yさん 「はあ? 写真を織り交ぜたデザインにしますから色数が増えますけど」
きよすけ 「写真はいらん、素朴さを優先させる。」
Yさん 「そんなデザインにしたら低コストの袋ができるじゃないですか!! きよすけさんは私の売上のことを考えてない!」
きよすけ 「何度も言うようだが、お前の売上なんて知らん。」
Yさん 「そんな無慈悲な回答は聞きたくありません、素朴なデザインと写真入りの素晴らしいデザインの2種類を考えきますので、せめて検討だけでもしてください。」
きよすけ 「検討などしない、素朴なデザインだけ考えてきて。」
Yさん 「・・・・・きよすけさんは無理でも他の方が検討してくれるかもしれませんので2種類考えてきます!! それでは今日はこれで失礼します!」
強引さは前任者と変わらんじゃんw
ではまた、きよすけより。