上級社畜になって1年が過ぎた。
振り返ってみるとやっぱり、きよすけの存在は必要悪だなと思う。
一般の会社では必要でない存在、でも瀬川食品という特殊な環境だから必要とされた存在。
瀬川食品はきよすけの一人が居なくても、まったく問題なく作業が進みます。
ただ、作業の完成が遅くなるだけ、社長の思いが社員に伝わり難くなり社長のイライラが増えるだけ。^^
本当にこれだけなんです。
じゃあ、なんで存在できているの? お答えします。
それは、社長がきよすけを必要だから。逆に言えば必要で無くなったらポイですねw
必要で無くなる時期は遠からずやってきます、それは社長職及び会社の運営が安定してきたらです。
そうすればきっときよすけの存在意味が無くなりますから。
会社の運営が安定してきたらと書きましたが、実はある程度安定しています、しかし今度どのように状況が変化するか判らないから土台作りをしっかりしていくと言うことです。
社長がきよすけを必要とした環境を説明しますね。
社長が専務時代に色々勉強をし社長交代の準備をしました。
もちろん、社員を集め経営方針や様々な思いを会議を開き説明しました。
でもね、社員は社長の話のすべてを理解できないんです。当たり前なんですけど。
もともと瀬川食品には会議を開きコミュニケーションする文化なんてなかったのだから。
社員がこのブログを見ているかもしれないので言っとくけど、それまでの会議は自己保全や言い訳ばかりで建設的な話し合いなんて皆無だったから、あんなの会議なんて言えない。
それでも会議を開き自分の思いを理解してもらおうと必死に社長はがんばったんだよね。
これから俺は会社を少しづつ変えたいってね。
きよすけも会議に参加してたけど、興醒めしてた、だって理解してもらうのに何年かかるのだ?って思ったから。
そんな状況でも時間は待ってくれない、社長に就任する時期になってしまった。
こうなったら社長も考え方を切り替えないといけなくなった。理解のある社員に部署を管理してもらい運営をスムーズに行うことを。
この時、4人の管理職が選ばれた。
その中でも速攻で社長が掌握し、自分の思いを率先して行動してもらわなければいけない部署である営業部をどうするか・・・・あ、社畜がいるじゃん、社畜のきよすけがいるじゃんって思ったらしいw
当然、きよすけは嫌がったんだ、昇進して管理職なんてなりたくないってね、それじゃあ自他共に認める社畜になるってことでしょw
ま、結果拝命したんだけど。
このきよすけ、管理職で使ってみると社長にとって非常に都合の良い社畜だったらしい。
それまでは色々な社員が社長室に入り、諸問題を訴えてきていたのがきよすけを受付嬢として配置すると必要な案件だけを自分の所にもってくる。 超便利じゃんって感じかなw
また、部署ごとに発生していた社長を悩ます案件はある程度、きよすけを社長室に呼び激怒し命令すれば処理できるようになったので精神が少し安定したらしいw
でも、きよすけは営業部の管理職だから管理外の問題は処理するのに大変だったんだよ、社長はお構いなしに他部署の問題を処理しろって言うから。
そんな状況を5年ぐらい続けた頃、社長の限界がきたみたい、というか、きよすけが他部署に遠慮して采配するから運営がスムーズに行かなくなっていると感じたみたい。(以前のブログに書いたけど)
そして昨年、営業部以外も管理できる上級社畜になった。
皆さんがご存知のように血便したり軽い鬱になったりと大変だったけどw
あれから社長は社員を集めて会議を開くことはあまりない、必要な時はきよすけやねーさんにこの案件で会議を開けと命令するだけ。
こんな環境だからきよすけも存在できるのである。^^
ではまた、きよすけより(実際は本当に存在価値があるか判りませんけどね)